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経緯説明食い違い
漁船銃撃 麻生外相は処罰要求
北海道根室沖でカニかご漁船が銃撃された事件で、拿捕（だほ）された第３１吉進丸は十六日、北方四島の国後島古釜布（ふるかまっぷ）港に到着、ロシア当局は坂下登船長（５９）らに対する取り調べを始めた。ロシア側の銃撃に至った経緯の説明と船長の証言に食い違いがあることが判明。麻生太郎外相はロシアに厳重抗議し、乗組員の早期解放と責任者の処罰を求めており、双方の食い違いが今後の取り調べと日ロ間の交渉の焦点となる。
在ユジノサハリンスク日本総領事館によると、サハリン沿岸国境警備局は死亡した盛田光広さん（３５）の遺体を十八日までに日本に引き渡す意向を示した。坂下船長については捜査終了まで国後島に拘束、川村昭充さん（２９）と紙屋春樹さん（２５）の二人の乗組員は日本へ戻す可能性があるという。
麻生外相は同日夕、ガルージン駐日臨時代理大使を外務省に呼んで「到底容認できない」と抗議した。同大使は吉進丸が領海侵犯したのが原因とした上で「停止せず逃げようと危険な行動を取ったり、警備局のボートに体当たりしようとした」と説明した。
一方で、坂下船長は拿捕された後に親族へ連絡し「ロシアのゴムボートが接近してきて銃撃された。逃走はしていない」と語っており、状況説明が食い違っている。
北海道によると、吉進丸は道漁業調整規則で定められたラインの日本側でカニ漁をする許可を北海道知事から得ている。しかし、ライン東側のロシアが主張する領海内ではコンブ漁は可能だが、カニ漁は禁止されている。
関係者によると、ロシア側は、吉進丸が歯舞諸島の秋勇留島から水晶島に向かって航行、船内にカニやタコを積み逃走中に海に捨てていたと説明しており、事実とすれば違法操業していた疑いがある。
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毎日新聞 2006年08月17日00時03分
[露漁船銃撃死亡]「危険操業」常態化が浮き彫りに
北方領土・貝殻島付近の海域で日本漁船がロシア警備艇に拿捕（だほ）され銃撃で乗組員１人が死亡した事件は、カニ資源が枯渇する中で危険と隣り合わせの操業が続く北の海の厳しい現状を浮き彫りにした。ロシアの資源監視強化を背景に指摘する声もあるが、同海域でロシア側の銃撃で死者が出たのは５０年ぶりなだけに、地元のショックは大きい。領土問題に展望が開けない中で起きた事態に日本政府は強く抗議すると同時に、今回の事態で日露間の信頼醸成が後退することを懸念している。
◇カニ激減、輸入増で…露は取り締まり強化
「銃撃されるほど緊張が高まっているとは思ってもみなかった。領土はいつまでたっても返らないし、この街はもう沈没しそうだ」。北海道根室市内のサンマ刺し網漁船の乗組員（４６）は、あぜんとした表情を浮かべた。
根室半島周辺海域で花咲ガニの漁獲量が激減する一方、ロシアから“輸入”されるカニの攻勢を受け、危険覚悟で操業せざるを得ない――。今回、拿捕されたカニかご漁船「第３１吉進丸」がどこでどのような操業をしていたかは不明だが、こうした日本漁船の事情を背景として指摘する声は多い。
根室市によると、根室半島周辺海域の花咲ガニ漁の水揚げ量は、９３年の４４１トンをピークに翌年から激減し、ここ１０年間は３０〜１２０トンと低迷を続ける。それを補うのが、ロシア漁船が主に北方領土周辺海域で水揚げし、花咲港に運んで来るカニ。同市で９月上旬に開かれる「かに祭」ですら、こうしたカニなしに開催できない。市内の業者（５３）によると、今年はこのロシア産が「多い日で５０トンも入ってくる」と話す。
そのあおりを受けるのが地元・根室の漁業者。先月末ごろから中間ラインを越えて操業する漁船が増え始めた。「次から次へと越境する船が増えたことは、水揚げ量で一目瞭然（りょうぜん）」（同業者）。半島の沿岸では１航海でわずか５００〜６００キロしか漁獲できないはずなのに「多くの船が６〜７トン持って来るようになった」（別の業者）という。
漁業を巡るロシア側の変化を指摘する声もある。漁業資源が枯渇することへの警戒から、当該海域での取り締まりや監視を強化している、との指摘だ。特に昨年から厳しくなり、今年はいったん緩和されたというが、今回の事件で強硬路線に変わりのないことが改めて示された。例年なら６月１日に解禁される貝殻島のコンブ漁も、今年はロシア側がなかなか交渉に応じず、解禁が１カ月近く遅れるという事態も発生。地元市議の一人は「原油価格の高騰などを背景にロシアが国力をつけ始め、再び強い姿勢に出てきている。転換期を迎えているようだ」と話している。
地元の衝撃は大きい。根室湾中部漁協の番匠悦雄参事（５３）は「人命が失われたことについて厳重に抗議する」と語気を強め、歯舞漁協幹部は「越境する、しないの問題ではない。国民の命を守りきれなかったことについて国や行政は責任を感じるべきだ」と訴えた。
◇信頼醸成、後退を懸念…日本政府
「なぜ死者が出るような銃撃をする必要があったのか」。ロシア警備艇による漁船銃撃を受け、日本政府内には怒りと戸惑いが広がった。外務省はロシア側に強く抗議したが、日露双方が「領海」と主張する海域での事件。責任を追及しようにも北方領土問題の壁が立ちはだかる。ロシア側は昨年来、プーチン大統領が北方四島の領有を「第二次世界大戦の結果」と明言するなど領土問題で強硬姿勢を強めており、周辺海域で緊張が高まることへの懸念も出始めている。
麻生太郎外相は１６日夕、ロシアのガルージン臨時代理大使に抗議後、「我々も領海内を主張するので、言い分はハナから違う。立場は異なることをきちんと向こうに言ってある」と記者団に語った。領土問題に絡めた議論は平行線になるため、銃撃の不当性主張に抗議の重点を置くが、漁船や乗組員がロシア側に拿捕されている状況で事実確認もままならない。
北方領土交渉は小泉政権になって「空白の５年間」といわれるほどに停滞。ロシアはその間に北方四島の開発推進と国境警備の強化による領有の既成事実化を図っている。２０１０年までの漁獲量倍増などを目指し約７６０億円相当の投資を計画。国境警備は０３年１１月からＫＧＢ（国家保安委員会＝旧ソ連時代の政治警察）の後身、連邦保安庁（ＦＳＢ）の管轄に移され、プーチン大統領自身の号令で最近、貿易分野にも監視網を拡大する政策決定がなされた。
そんな中で起きた今回の銃撃事件は、これまで築いてきた日露間の信頼醸成措置を後退させる恐れもあり、日本側は「プーチン政権が強い国家を目指す一環として発生したと言えるかもしれない」（外務省幹部）と警戒感を強めている。「領海内の密漁取り締まり」と主張するロシア側から陳謝や再発防止策などの前向きな対応を引き出せるかどうか。日本企業の経済進出などで相互依存関係も深まりつつある日露双方の外交努力が問われる。【モスクワ町田幸彦、大貫智子】
◇北海道が規則ラインを設定
北方領土海域はカニなどの漁場であるため、ロシア当局による取り締まりの危険を冒し操業する実態が続いていた。このため、貝殻島と納沙布岬の間に中間ラインを設定。昆布については日露が民間ベースで漁業協定を結んでいる。
北方領土海域の操業はソ連崩壊を機に経済交流の機運が高まり、漁期や漁獲枠を定めた安全操業協定が９８年５月、日露間で発効した。これを受けて北海道は９８年９月、操業に知事の承認を必要とする区域を定めた調整規則ラインを設けた。この区域は「漁業者の安全をより確保するため」（水産庁）、いわゆる中間ラインよりやや北海道側に設定されている。その結果、ソ連時代に比べて拿捕される漁船は激減した。
だが、今回の現場とみられる貝殻島周辺は調整規則ラインより東側にある。この周辺ではコンブ漁が許可されているが、吉進丸が操業許可を得ていた花咲ガニの区域からは外れており、道の規則に反し操業していた可能性がある。
ただし、日本の領土である北方領土の海域で操業規制されることに地元漁業者の不満は強い。
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（毎日新聞） - 8月17日
＜露漁船銃撃＞「要注意船」と監視
組合長所有を認識か
ロシア警備艇に銃撃された吉進丸が、ロシア連邦保安庁サハリン沿岸国境警備局に「要注意船」としてマークされていたことが分かった。銃撃が偶発的でない可能性も出てきた。警備局は、吉進丸が根室湾中部漁協の組合長の所有船であることを認識したうえで「越境操業の常習犯としてマークしていた」という。
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露漁船銃撃死亡 「危険操業」常態化が浮き彫りに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000000-maip-soci
↑拡大写真
漁船が拿捕された海域。手前は納沙布岬、中央に小さく見えるのが貝殻島＝２００３年１月８日、本社機から石井諭写す
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北方領土
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%96%B9%E9%A0%98%E5%9C%9F
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で、
私、若かりし頃に約２年間北海道で病気療養しました。
知人個人の住宅でしたが、そこから国後島、歯舞群島、色丹島、択捉島の四つの島々が、特に国後島、歯舞群島がはっきりと目前にみえるのです。
根室では｛北方４島返還｝｛北方４島奪還｝とにかく我々の土地という強い意志を感じた運動をしていました。しかし、ダカラと言って今住んでいるロシア人を排除してドウコウではないのです。（ここがイスラエルのならず者と違うところです！）
日本人Ｖｓロシア人＝同志は全然いがみあっていません。共存共栄出来るのだったら北方領土返還したっていいじゃないかっていうのがロシア人Ｖｓ日本人のスタンスでした。ただ、ボンクラな政治家のせいでろくなことなかったのですが、、、、。
（鈴木宗男議員と佐藤優外交官が今居てくれたらと切に思う。パート３で書く。）
もう、３０年も前になりますか？
ここに居りました。↓
標津町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%B4%A5%E7%94%BA
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標津町ホームページ
http://www.shibetsutown.jp/
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流氷の音が「ゴォ〜〜〜〜〜ッ」「ゴォ〜〜〜〜〜ッ」
と身近に聞こえてくるし。
北海道の冷蔵庫は凍らせないためにイルのだと体験出来た。クーラーがない、のです。（今はどうか知りませんが？）そんな日々の生活をしていて、、、、。
近所の坊や、悪戯盛りの坊や。氷上で遊んだいたら氷が割れて、オホーツクの海の中に、ドッボ〜ン！、、、、、、、、
その時は幸いにして助かりましたが、本当に悪戯坊やで、親には監督責任があるはずなのですがなんだかねぇ、、、、、。
ある日、何を思ったか、氷上のオホーツク海を歩いて無謀にも国後島まで行くつもりだったらしい。（後で聞いたハナシです。）
日本側に、お巡りさんが到着。
「そこの坊や、こっちに帰って来なさい！」
「そこの坊や、早くこっちに帰って来なさい！」
「坊や、早くこっちに帰って来い！」
最終的には、
「なにをしたいるんだ！帰って来い！」と絶叫してました。
で、
ロシア側となんらかのハナシをつけたのはどうかは分かりませんが、日本のお巡りさんが坊やを氷上のオホーツク海から戻して来ました。親は相当注意されて坊やにも相当言って聞かせてたと思う。親が悪いんだやっぱり！
お巡りさん曰く。
「これでロシアに狙撃されて死んでも文句は言えない」。
それからの坊やはかなり大人しくなりましたが、、。
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で、
なんだかんだ言いながらロシア側も結構日本に気を遣ってたと思う。だから子供も殺されず、拿捕されたとしても５０年間も銃撃を受けなかったんだと思うのです。
だから、拿捕するだけじゃなく実弾で銃撃したというのは、私にはなにか深い意味があるように思えてなりません。
私の個人的意見です。
根室湾中部漁協所属・第31吉進丸はマークされていたのではないか。密漁という行為に対して常習になっていたか、、、。何かイミアリありそうな気がします。
国境線の問題というより、日本の略奪漁業が問題なのではありませんか。そして、零細な個人漁業ではそれをやらない限りは生活が成り立たないという、、、、、。
だから、この事件は明らかに日本側に問題がある。
もともとこの辺りの海域は国境問題で微妙でありますし、乱獲でカニの生息数が非常に減少したため、日露間の漁業協定でカニ漁は全面的に禁止されているのです。この海域で認可されているのはタコやタラなどの漁なのです。
威嚇銃撃を受けた根室湾中部漁協所属・第31吉進丸は（カニかご漁船）として日本側の漁協にも登録されています。ロシア国境警備隊が踏み込んだおりに（ロシア側曰く）「捨てきれなかったカニ」が残っていたという。であれば銃撃は正当化されるというのが国際法上の決まりでもあります。しかも、濃霧に紛れて灯火を消していたというし、国旗もあげてなかったとも言うし、で、結果として銃撃で漁民が亡くなった事で、＜第31吉進丸＞が素直に停船したのではないかと私は想像します。
一度だけ、ＴＶのニュースで見ましたが、あれは完全に闇夜に乗じた密漁だと思いました。日本の海で他の国に散々やられている闇夜に乗じた密漁と同じ情景でした。
まぁ、しかし、北方４島近海は魚介類の宝庫なのです。
銀鮭＝内地ものとは脂のノリが全然違う。
カニだって、、、、、。
自然とは罪つくりなもので、根室とロシアの境目で摂れるカニが一番美味しいのです。おそらく海流の加減かと思います。（私はカニを食べ過ぎて、カニアレルギーになって一生カニは食べるなってお医者さんに言われています。ハハハ）
タコも、タラ（タラの白子は上物は滅茶苦茶高値で売買される）も、ホタテ貝（干しホタテの高いことったらないねぇ）も、ウニも、昆布も、、、、、、。
だから、（産地表示）するダンになって猟師さん困るやろうなぁと思う。根室産ともロシア産ともどちらでも言えるわけだから。〜、まぁ、根室産というけど、、、。
で、
本当に漁師さんがかわいそうです。あの人達にだって家族がいる、生活しなきゃならない。お金のために危険でも行きたくなるわ。危険を冒しても行きたくなるわ。
５０年間発砲事件がなかったのに、何故って？
やっぱり、マークされてたのかもしれないなぁ、、、、。
しかし、日本側にどんな不備は
あったとしても実弾で乗組員を
暗闇に乗じて射殺することは、
あってはならないことです。
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韓 国 は え 縄 漁 船 の 拿 捕 に つ い て
−本年初めての外国漁船の拿捕−
平成１８年 １月 ４日 水 産 庁
http://www.jfa.maff.go.jp/release/18/18.01.04.htm
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友人の田舎で空気も水も美味しいという。
それで、お世話に成った私が半年間療養した先がここ↓
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対馬いろいろガイド
http://www1.ocn.ne.jp/~kurose/c-guide.htm
対馬のみどころ
豊な自然と歴史に恵まれた国境の島
体験型観光
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対馬の山岳
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厳原町内の神社
厳原町内の寺院
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わたしはイッタイ、、、
怖い場所ばかりで療養してた、、、
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