神戸製鋼 数十年前から不正行為か



神戸製鋼不正・・・製品使用の高速鉄道が英で運行開始(17/10/16)



神戸市中央区、HAT神戸にある神戸本社には、午前8時すぎから社員が続々と出社。
多くの社員が取材に無言を貫く中、
50代の男性は「(不正が)次から次へと明るみに出るような情報の伝わり方が、
実態以上に印象を悪くしている」と声を落とした。
20代男性は「部署が違えば仕事内容は互いに分からない。この本社にいる誰もが、
工場のデータ改ざんは知らなかっただろう」と話した後、
「この冬のボーナスは出ないだろう」とぽつり。

ボーナスの心配するのも分かるけれど、
それ以上に会社が存在するかどうかってハナシにならないかね?
無能で独裁的な社長を持つと社員が気の毒だわ、…。


で、。。。

赤旗すごいじゃん、
そう思ったんだけど、
3年以上も前に、こういう記事を書いていたんだね。



■赤旗 2014年6月27日(金) (資料)
神戸製鋼 「鉄鋼現場」の危機 重大事故3週で5件 死亡も
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-27/2014062701_01_1.html

 日本の産業の土台を支える鉄鋼業。1970年代から始まる採用抑制、バブル崩壊によるリストラで、いま安全・技術の継承が困難に陥っています。リストラの果てに、日本の「ものづくり力」が根底から揺らぎ始めています。

(写真)神戸製鋼神戸製鉄所(峯松進撮影)

 5月7日、夜勤の疲労がピークに達する午前5時20分。神戸製鋼(神鋼)・神戸製鉄所で、21歳の青年労働者が一人で作業中に、作動する機械に体がはさまれる重大事故が発生。20日に息を引き取りました。

安全を犠牲

 そのわずか11日前、同じ職場で61歳の再雇用のベテランが機械の間に胸をはさまれて肋(ろっ)骨(こつ)が砕けて肺が損傷するという悲惨な事故がありました。これらを含め、鉄鋼事業部門で4月16日からの3週間で5件の重大災害が連続しています。

 神鋼は5月8日、鉄鋼事業部門安全非常事態宣言をだします。5月21日には、川崎博也社長が「災害連鎖の流れを断ち切る、実効性のある活動を展開するよう強く要請します」との声明を発表。青年労働者らに動揺と不安が広がり、退職者も出始めています。

 短期間に重大災害が連続する原因はどこにあるのでしょうか。

 一つは、安全対策の根本的な欠陥です。

 あるベテラン労働者は指摘します。「会社は、個人の注意力アップをよびかけますが、危険を危険と思えない労働者もいる。また人間はどんなに注意をしてもミスをするものです。事故を防止する設備対応が不可欠です」

 生産現場では、労働者が危険区域に入った場合、設備が自動的にストップするなど「フェールセーフ」「フールプルーフ」と呼ばれる安全設備・対策があります。しかし神鋼は、これまで重大事故が発生しても、「不安全行動の撲滅」を強調するだけで、これらコストがかかる安全対策を実施してきませんでした。

「止めるな」

 もう一つが、生産性向上が追求される過酷な実態です。現場では不良休止時間が大きな問題になっています。

 製鉄所のある工程では、複数の班が共同で一つの製造ラインを管理。ラインの一部で設備や操業のトラブルが発生すれば、復旧までライン全体の生産が休止します。この時間が不良休止時間です。

 不良休止時間は、神鋼加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の2013年上期で、月409時間と前期より悪化。神戸製鉄所では上期191時間で、前期76時間から2・5倍になりました。加古川製鉄所の不良休止時間の損失は約100億円とも指摘されます。

 会社が、不良休止時間の削減に躍起になり、「生産を止めるな」という圧力で、機械の停止をためらう雰囲気が広がっています。

 安全性も生産性も脅かされる背景には、新規採用抑制、80〜90年代のリストラでつくられた「M字型」年齢構成があります。

「M字型」にゆがんだ年齢構成

 グラフを見てください。神戸製鋼のある現場の勤続年数分布です。若手とベテランの人員構成が高く、中堅層が低くなる「M字型」を構成しています。

 「M字型」年齢構成がもたらしている問題とはどういうものか。

 神鋼のあるベテラン労働者は語ります。「現場では、15年かかってやっと自分の仕事がこなせるようになる。しかしベテランが減り、中堅層が少ないため、勤続10年未満の労働者が監督の最前線に立っています。そのためトラブルが起きてもすぐに解決できない。若い労働者に仕事を教える余裕もなく、安全や技術の伝承ができなくなっています」

 鉄は「産業の米」ともいわれ、建築や造船などに使われる厚板、自動車のボディーや家電などに使われる薄板、自動車のボルトや軸、バネなどに使われる線材など、各産業の材料を製造しています。

 神鋼は、高級鋼線材を得意とし、自動車のばね用線材で世界市場の約50%を占めています。阪神・淡路大震災で生産が休止したときには、世界の自動車産業が震え上がったといわれました。

 その線材を中心に、品質不良が増大しています。社内の品質検査で不良を見抜けず、納品した自動車メーカーから“基準に満たない”と、返却される事例まであるといいます。

 「かつて現場には品質を維持できる熟練労働者が多く、設備トラブルが起きたときにはすぐに対応できる技術者もいました。しかし、80〜90年代のリストラで、人減らしが強行され一人作業が増え、食事も満足にとれないほど忙しくなりました。熟練労働者が次々と出向させられ、現場からいなくなりました。その間、新規採用が抑制されたため、現在の年齢構成になりました。いま現場が劣化しています」(ベテラン労働者)

機械止まっても原因わからず

 とりわけ大きな影響を与えたのは人減らしのために設備保全の仕事が外注化されたことです。鉄鋼は有数の機械装置産業です。その設備に関する技術が社内に蓄積されなくなり、設備トラブルへの対応力が大きく落ちました。機械が停止しても原因がわからず、修復に手間取るということが常態化しています。この問題は、現場労働者が設備の特性や動きを十分に理解せず、危険を認識しきれずに作業に従事するという安全問題にも直結しています。

 リストラとあわせて、暗い影を落としているのが、「管理監督者」に適用される成果主義賃金制度の導入です。

 生産性を指標とする「成果」で賃金が決まるため、労働者が競争に追い立てられ、安全より生産優先を助長。また青年労働者には仕事が十分に教えられず、失敗をすれば個人の責任が追及されるという事態が横行しています。

 ここに追い打ちをかけるように、ベテラン労働者の退職時期が迫っています。

 加えて、60歳の定年退職後の継続雇用制度では、同じ仕事であっても賃金が半分以下になるため、ベテランの意欲を奪っています。あるベテラン労働者は、「必要不可欠の要員として現役と同じ交替勤務をしているが、体力的にきつい。同じ仕事なのに、賃金が半分になれば会社に残ることはできない」と話します。

「曲がり角」他社経営トップも

 「M字型」年齢構造の問題は、神鋼だけの問題ではありません。

 「効率化を追求する経営は曲がり角にきているのではないか。効率を犠牲にしてでも人材を育てる、技術を高めることが経営に求められている」

 「鉄鋼新聞」(3月25日付)によれば、JFEスチールの林田英治社長が3月、日本鉄鋼協会の特別講演会でこう語っています。

 あわせて、林田社長は、「現業系の監督者の急速な若返りが今の一番の課題」と指摘。設備保全について「コスト低減のために外注化を進めてきたが、JFEからの出向社員が退職するなど外注先でも世代交代が進んでいる」として、「(外注化を)少し逆戻りさせなければならないのではないか」と語ったとしています。

 生産性をあげながら、安全性を維持するためには、雇用、労働条件の改善が切実に求められています。

 しかし、安倍政権は「雇用改革」として、労働者派遣法の大改悪、「残業代ゼロ」「過労死促進」の「新しい労働時間制度」への改悪、解雇しやすく低賃金の「限定正社員」制度の導入などをねらっています。これらは、労働者を「使い捨て」にし、生産性、安全性、労働条件のすべてを根本から破壊するものです。

 鉄鋼生産という危険と隣り合わせの職場で、品質と安全を守っているのは、日夜額に汗して働く現場の労働者一人ひとりです。働く人を大切にすることこそ、経済成長と産業発展につながります。

 神鋼では、労働者が「安全を考える会」を発足させ、安全性の向上にむけた運動を始めています。現場労働者が安全・安心で働くことができる賃金・労働条件の確立が求められています。 (行沢寛史)

企業自らを弱体化

桜美林大学教授の吉田三千雄さん


 戦後日本鉄鋼業は日本経済の「発展」に基軸的な役割を果たし、かつて粗鋼生産において世界第1位の座にありました。今日でも高級鋼材を中心に高い輸出競争力を保有しているといえます。

 しかし1970年代後半以降は、内需低落のもと過剰生産能力の保有の中で、労働者削減を中心とする厳しい合理化と系列・下請け企業を巻き込んだコスト削減策の連続でした。

 「バブル」崩壊後、大規模高炉企業は今日の熟練労働者不足につながる正規従業員の大幅削減と、JFEスチール、新日鉄住金の成立という企業再編を進展させ、重大労災事故も頻発させました。

 経営者は「安全の基本動作ができていない」と労災事故の責任を労働者に転嫁するのではなく、事故に遭遇しやすい生産現場には、熟練労働の形成と継承を可能とするような計画的な正規労働者の配置をすべきです。短期的な利潤を求めた労働者削減は、長期的には自らの存立要因を弱体化させるでしょう。



    当  ブ  ロ  グ  へ  の
    皆 様 の ご 支 援 に 感 謝 致 し ま す! あ り が と う ご ざ い ま す!






  「失敗しても糧に」新社会人にエール
  ●●は30日放送の自民党インターネット番組で、 
  4月に新社会人となる若者らに向け
  「失敗すれば落ち込むが、くよくよせず、糧にする気持ちが大切だ」とエールを送った。 
  ●●は、自らが神戸製鋼所の新入社員時代、
  数値の入力ミスで長さの足りないパイプを大量に製造してしまったエピソードを披露。
  「首になるかと思ったが、事なきを得た。
  多少の失敗にもめげずに、皆さんにも頑張ってもらいたい」と呼び掛けた。

  その頃から使えない社員だったってわけ?
  その社員が作ったミスったパイプはどうなった?
  気になるね???
  その使えない社員を雇っていたってことは意味ありそうね、…。

  上記は、
  3k・タイトル『アベ首相「失敗しても糧に」新社会人にエール』
  http://www.sankei.com/politics/news/160331/plt1603310006-n1.html



■神鋼データ改ざん 納入先200社の公表拒む10/8 (以降、神戸新聞の資料)
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010626502.shtml
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■神鋼データ改ざん トヨタ調査へ「重大な問題」10/8
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010626499.shtml
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■神鋼の不祥事やまず ばい煙値改ざん、違法献金…10/8
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010626497.shtml
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■神鋼データ改ざん 「安全性、問題あり得る」副社長一問一答10/8
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010626500.shtml
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■主力ロケットも神鋼製使用 改ざんアルミ問題広がる10/10
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201710/0010627515.shtml
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■神鋼アルミ不正 社員「『体質』あるかも」10/10
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010631484.shtml
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■神戸製鋼所 子会社・神鋼不動産を売却へ10/11
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010633004.shtml
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■神鋼改ざん問題 データ自動記録されず 社員が数値転記10/12
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010635445.shtml
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■神鋼社長「どこに落とし穴があったのか」10/12
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010638120.shtml
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■神鋼、新たな不正次々と 事態収拾見通しなく2017.10.14
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010642316.shtml
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■神鋼改ざん問題 海外拡大「想定以上」2017.10.15
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010645028.shtml
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■神鋼不正拡大、社員ら困惑 現場「精いっぱいやるだけ」2017.10.16
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010648158.shtml
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■神鋼の国内取引6千社超 中小が過半2017.10.17
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010649977.shtml
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■神鋼製品 車大手が追加調査 日立は費用請求方針2017.10.17
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010649981.shtml
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■神戸新聞NEXT 2017/10/14
わかる!ナットク イチから分かる! 神鋼のデータ改ざん
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/keyword/201710/0010641914.shtml


神戸新聞NEXT 図・その
神戸新聞NEXT 図・その
性能データ改ざんの経緯を報告し、謝罪する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長(左)12日経産省


 アルミニウムや銅製品に加え主力の鋼材の検査データを改ざんしたとして、国内3位の鉄鋼メーカー神戸製鋼所が大きく揺れています。アルミは自動車や航空機など日本を代表する産業で同社の製品が数多く使われていたからです。最近は車を軽くして燃費性能をよくし、地球温暖化につながる排ガスを減らそうと、自動車メーカーが開発にしのぎを削っています。

 −アルミはどうやって作るの?

 「ロシアやカナダなどから輸入したアルミの原料(地金)を工場で溶かし、不純物のない塊を作る。これを引き延ばして薄い板にしたり、ところてんのように押し出して長い棒にしたりするんだ。溶かしたアルミを型に流し込んで、複雑な形にすることもできるよ」

 −なぜ製鉄会社がアルミを作っているの?

 「今からちょうど100年前、現在の北九州市で銅製品の工場を造ったのが原点だよ。第1次世界大戦後には世界的に航空機が増えたので、アルミ合金の製造にも進出した。『住友』『古河』の国内二大メーカー(後に統合し現在業界トップのUACJ)に迫る存在になったんだ。製鉄会社から分離独立する会社がある中、神戸製鋼のアルミ部門は鉄鋼メーカーの一部門にとどまり続け、1960年代には神奈川、栃木に工場を新設して念願だった関東地区に進出したんだ。売上高は3千億円を超え、神戸製鋼全体の2割を占めているよ」

 −アルミといえば、ジュースの缶やアルミホイルが思い浮かぶね。

 「チョコレートの包み紙やレトルト食品の入れ物など身近にも結構あるよね。でも、最も多く使われているのが自動車や電車などの輸送分野で、全体の4割を占めるんだ。ジュース缶などの包装容器向けは1割程度なんだ」

 −自動車のどんな部分に使われているの?

 「例えば、トヨタのプリウスでは、前方のボンネットや後方のトランクに当たる部分がアルミ製だといわれているよ。神戸製鋼は、鉄もアルミも売っている世界で唯一の企業という触れ込みで、メーカーに素材を提案していた。値段は高いけど軽いアルミと、重いけど価格の安い鉄をうまく組み合わせれば、燃費をよくできるからね」

 −神戸製鋼にとっては大切な事業ってことか。

 「神戸製鋼の決算は2年連続で赤字なんだけど、アルミと銅の事業はかなり好調だったんだ。七つある事業のうち、2016年度は電力事業に次ぐ120億円の利益を上げているよ」

 −どんな検査をしていたのかな。

 「試験をするための金属片を切り出すんだ。長いアルミ板なら中間部分を切り取って、鋳物なら端っこを取る。これを引っ張って強さを調べたり、内部の成分を調べたり、いろんな検査をしてから出荷するよう、あらかじめお客と取り決めている」

 「神戸製鋼はその検査で、不合格だった製品の数値を書き換えて合格品にしたり、お客との間で2回と決めた検査を1回で済ませたりしていた。お客は世界中の約200社に上っていて、どんな製品に使われているのかを確認するだけでも大変だ。さらに銅や鉄鋼の製品で新たな不正が見つかり、出荷先は計約500社に広がった。信頼の低下はとどまらない見通しだよ」
(高見雄樹)

■2017/10/14 06:05神戸新聞NEXT
名門、品質軽視底なし 防衛装備品や原発にも 神鋼 
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010641391.shtml


記者会見で謝罪する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長(右)=13日午後、東京都港区の品川プリンスホテル(撮影・金田祐二)

 神戸製鋼所がアルミニウム製品などの検査データ改ざんを公表してから5日。川崎博也会長兼社長が13日、初めて記者会見し、新たな不正を明らかにした。納入先は倍以上の計約500社に拡大したが、原因については「調査中」とかわし、核心に触れなかった。

 「(会見用資料を)読んでるだけじゃないか。質問に答えてください」

 約130人の記者が詰めかけた会見場。川崎博也会長兼社長は冒頭、5ページの資料を読みだすと、記者の発言を制して約10分にわたり読み続けた。

 今回の問題の原因について「増え続ける要求に対する生産現場の余力や、品質保証(検査)の自動化の実態がポイントになる」とは話すものの、核心には触れずじまい。「原因を分析し、信頼回復につなげたい」などと繰り返した。

 昨年6月、グループ会社でデータ改ざんが発覚したが、検査への取り組みを見直したのは、同社を担当する鉄鋼部門だけだった。

 「なぜアルミ・銅部門に昨年の教訓を適用しなかったのか。私のジャッジ(判断)も原因の一つ」と自身の責任に言及した。

 神戸製鋼は連結売上高に占める鉄鋼事業の割合が4割程度と低く、その分、アルミ・銅や機械など各事業の独立性が伝統的に強い。こうした縦割り組織に対し、2010年に全社の製造部門を統括する「ものづくり推進部」を設けたが、製造方法の開発などを優先。今回問題になった品質検査に本格的に取り組んだのは昨秋からで、後回しになっていた。

 原因の調査結果は11月にも公表する予定だが、地に落ちた神鋼の信頼回復は遠い。川崎氏は進退について「安全性の確認、原因究明、再発防止策にリーダーシップを発揮するのがトップの責任だ。慎重に考えたい」と述べるにとどまった。(高見雄樹)

■2017/10/16 06:50 神戸新聞NEXT
神鋼、電力事業に暗雲  改ざん影響で揺らぐ「稼ぎ頭」
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010647239.shtml


石炭火力発電所の増設が計画されている神戸製鋼所神戸製鉄所=神戸市灘区(2016年11月)
神戸新聞NEXT その

 
 神戸製鋼所(神戸市)がアルミニウム製品などのデータを改ざんした問題で、同社が同市灘区で2021年度からの稼働を目指す石炭火力発電所の増設計画(2基、合計出力130万キロワット)に遅れが生じる可能性が出ている。データ改ざん問題を公表して15日で1週間。この間にも新たな不正が見つかるなどして批判は強まっており、建設に必要な環境アセスメントの手続きが一時ストップした。電力事業は「稼ぎ頭」の一つだが、同社の収益計画に暗雲が立ちこめてきた。(高見雄樹、小林伸哉)

 電力事業は2002年に神戸製鉄所内に石炭火力発電の1号機が稼働。04年稼働の2号機と合わせ、最近は年間150億円前後の安定した利益を同社にもたらす「経営安定化の柱の一つ」(川崎博也会長兼社長)だ。建設機械や鉄鋼事業の不振により赤字となった16年度決算で、電力事業は130億円の黒字だった。アルミ・銅の120億円を上回り、事業別で最大の利益をたたき出した。

 だが、データ改ざん問題が発覚し、兵庫県は増設計画の環境アセスメントについて「神戸製鋼の信頼性が大きく損なわれた。同社提出の調査データや算定条件などを精査する」と判断。16日の環境影響評価審査会の部会と、20日の芦屋市民対象の公聴会の延期を決めた。県のアセスは専門家による審査会の答申などを経て、来年1月に知事が意見を出す予定だが、県の検証方法と時期は未定で、このスケジュールに不透明感が漂いだした。

 神戸大大学院の島村健(たけし)教授(環境法)は「環境アセスは信頼を前提とした制度。神鋼の信頼性が揺らぐ状態のまま設置認可されるべきではない」と指摘する。

 鉄やアルミなどの素材事業は景気の波を受け、業績の振れ幅が大きい。神戸製鋼はアルミのデータ改ざんが発覚した真岡(もおか)製造所(栃木県真岡市)の近くでも、19年度の稼働に向けてガス火力発電所を建設している。神戸での発電所が22年度に完全稼働すると、電力事業だけで毎年400億円程度の利益を生むという。

 神戸では環境アセスと並行し、今年10月末に神戸製鉄所の高炉を止め、来年秋ごろに跡地で発電所を着工する計画だ。同社は増設発電所の稼働時期への影響について「現時点では分からない」(秘書広報部)としている。


  日産の不正検査
  神戸製鋼のデータ改ざん
  タカタの欠陥エアバッグ
  東芝に、。。。

  VWもタカタも、いやぁ車に限定されたハナシなわけだけど、
  神戸製鋼は、
  車、飛行機、新幹線、潜水艦、ミサイル、ロケット、装甲車、原発、パイプ、銅線、
  チタン、アルミ、言い出したらきりないわけだからね。
  取引先は6000社超えてるし、
  輸出もしているし、
  経済への悪影響はハンパない。
  それに素材を偽ってるっていうことで、
  メーカも詐欺に加担してると言われても仕方ない立場?
  メーカの対応が、これから大変なことになるんだろうな、っと。

  あれだってね、  

  政府による懲罰的制裁金があるかどうか分からないけれど、
  民事賠償がすごいらしいよ。

  素材の場合、材料費や取付工賃以外に調査費用や検査費用も賠償の対象となること。
  問題の素材が使われていたか否かを調べるために、
  製造会社だけでなく資材商社から部品メーカーの書面も調べなきゃならない。
  そして、怖いのが不適合品が見つかったら当然取替作業になるわけだけど、
  その間、航空機や鉄道なら代替リース料が、
  化学プラントなら逸失利益の補償までしなければならず、…。
  これが天文学的数字になるのだそうですよ。
  そらそうだろうね、。。。

  次から次と不正が暴かれていく。
  神戸製鋼はダメかもしれんね、…。
  賠償金だけで倒産しそうじゃん、ホント!

  それこそ、
  天文学的賠償額になること分かってるからさ、
  法的整理しちまえってことになるかもしれないね。
  こうなると、中小零細企業がまともに波を受けちゃうから、
  そっちの方が気掛かりだわ、。。。

  神戸製鋼の製品を使用してる大手企業

  【5406】神戸製鋼所(株価より)
  製造過程で顧客が求める水準を下回った規格外の製品を出荷することを
  「トクサイ(特別採用)」という隠語で呼んでいた。
  顧客の了解を得ずに、工場の独自判断で不正な製品を出荷していたケースもあった。
  一部工場では40〜50年前でも「トクサイ」という言葉は使われていたという。
  不正のやり方が事実上「裏マニュアル」化されていたもようで、
  担当者が代わるたびに不正行為が引き継がれていた。
  =なんちゅうことを!=
  
  神戸製鋼所のアルミ・銅製品の性能データの改ざん問題を巡り、
  同社の国内工場で数十年前から不正が続いてきたことが16日、関係者の話でわかった。
  神鋼はこれまで不正が行われた期間を約10年前からと説明してきた。
  神鋼はOBらからも聞き取り調査を進めているが、
  組織ぐるみの偽装が常態化していたことが改めて浮き彫りになった。
  =なんちゅうことを!=

  神戸製鋼に米司法当局が書類提出要求 
  神戸製鋼所は、データ不正問題に関して、
  米司法当局から関連書類の提出要求を受けたと明らかにした。(共同通信)
  =これからが地獄だろうね!=

  フォルクスワーゲンは幹部がタイホーされて、
  米国だけで1.5兆円の制裁金確定で他国では未だに係争中だっていうしさ。
  で、神鋼はいくら払うことになるんでしょう?
  第一、神鋼にそんな賠償金を払える体力があるんでしょうかね?
  =これからが地獄だろうね!=


  ま、。。。

  あの、社長の様子じゃ、
  まだまだ、ナンか出てきそうで怖いよ!



■2017/10/17 06:00神戸新聞NEXT
神鋼火力発電所 不正子会社が環境影響評価担当
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201710/0010649979.shtml


石炭火力発電所の増設が計画されている神戸製鋼所神戸製鉄所=神戸市灘区(2016年11月)

 神戸製鋼所による製品データ改ざん問題で、同様に自社製品のデータを改ざんした同社子会社「コベルコ科研」(神戸市中央区)が、神戸製鉄所(同市灘区)で計画されている石炭火力発電所増設を巡る環境影響評価(アセスメント)の現況調査などを担当していたことが、16日分かった。既に兵庫県は「神戸製鋼の信頼性が大きく損なわれた」として環境データ検証の必要性を挙げ、計画審査の手続きを延期している。

 神戸製鋼は11日、コベルコ科研がDVDや液晶画面などの材料「ターゲット材」の必要な検査をしていなかったり、検査データを書き換えたりしていたことに関与したと公表。2011年11月以降、対象製品は約6600枚、出荷先は70社に上るという。

 石炭火力発電所増設の環境アセスに必要な環境影響評価準備書作成に当たり、現況調査や予測評価などを専門の企業などに委託。コベルコ科研は、大気環境や水環境の分野を担当した。この計画を巡っては、大気汚染物質の排出量増加への懸念を理由に、市民団体などから見直しを求める声が出ている。

 神戸製鋼は「コベルコ科研は当社が委託した企業の下請けとして調査を担当した。委託先がチェックしているので、信頼性は確保されている」、コベルコ科研は「アセスの数値を含め、全社でデータを再点検している。調査のやり直しなど今後のことは、現時点で分からない」としている。(小林伸哉、高見雄樹)



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