s-20240624 美空ひばりさん


s-20240209　八代さんが描かれた美空ひばりさんの肖像画
八代亜紀さんが描かれた美空ひばりさんの肖像画

















s-20200518・芸道一代
大好きなレコードジャケット「芸道一代」




s-20200518七夕月公演昭和60年7月御園座創立90周年
舞台・名古屋御園座創立90周年記念特別公演（昭和60年7月1日〜27日）
美空ひばり七夕月特別公演 女白浪花彩 艶姿弁天娘＆歌ひとすじの道
絢爛豪華で大道具小道具にメチャお金をかけてるのが一目で分かりました。




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美空ひばり特別公演　梅田コマ劇場　1983年9月1日〜28日
ひばりミュージカル「水仙の詩」＆「'83歌声はひばりと共に」
下駄でタップして踊って歌われるの。
それでも吹き替え無しで息を切らさない。プロの姿を見させて頂けた気がする。




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美空ひばり特別公演　1980年9月1日〜28日、梅田コマ劇場
ひばりの「森の石松」＆「'80歌声はひばりと共に」
ひばりの森の石松・子供の頃に見た「映画・ひばりの森の石松」も大好き！




s-20140112美空ひばり武道館
1981年6月25日。
日本武道館・美空ひばり芸能生活35周年記念リサイタル
私にすれば、ひばりさんの一世一代の最高の舞台だったと思うんですが。
が、ご本人にすればダメ出しするところが有ったようなんですね。
哲也さん曰く 「この舞台をダメ出しするのは姉貴だけだよ！」 ってね。
何処が気にくわなくて、ご本人がダメ出しするんだろうって魔訶不思議です？




s-20220611芸能生活35周年記念　帝劇
帝国劇場開場70周年記念(芸能生活35周年記念 美空ひばり4月特別公演)
歌声は世界をめぐる。歌ひとすじの道　1981年4月3日〜29日

セットリスト　👇
悲しき口笛、私は街の子、越後獅子の唄、角兵衛獅子の唄、東京キツド、素敵なランデブー、
ひばりガ唄えば、お祭りマンボ、ひばりのマドロスさん、ご機嫌ようマドロスさん、浜つ子マドロス、
鼻唄マドロス、港は別れてゆくところ、青い海原、港町十三番地、白いランチで十四ノツト、
佐渡おけさ、ひばりの佐渡情話、長崎の蝶々さん、狐と笛吹き、津軽山唄、リンゴ追分、この道を行く、おまえに惚れた、恋女房、人生フルース、船頭小唄、涙、月の夜汽車、人生一路、ひとすじの道



s-たけくらべ　スチール
s-たけくらべ　スチール　２
映画・たけくらべ（スチール写真）
大好きな映画なんですが古いもので全然フィルムの状態がよろしくないんです。
和也さん、私の生きてる間に松竹からでもリメイク版出してくれませんかネ!!




s-20220625ひばりさんサイン
ひばりさん直筆のサインデス。




s-20220625ロマンス娘江利チエミ　美空ひばり　雪村いづみ　森繁久弥
今は、いずみさんだけになりましたがお元気で長生きして頂きたい！！



テンカ盛りにあるんですが今日はこの辺で失礼します、。。。
ご命日はなんだかね、。。。
この日が済んだ1カ月ぐらいショボンとしてるらしいからね、。。。
もっと長生きして欲し惜しかったです。
あ〜ぁ、。。。( ´Д｀)=3 ﾌｩ・・・・・

そうそう
下記の文章良かったもんで、御一読ください。
感動ものです！！！！！
　　👇


◉「さよならアメリカ、さよならニッポン」マイケル・ボーダッシュ（著）

　さらにこちらは日本人の見解です。

「美空ひばりという記号は、この四十年、われわれ日本列島に生きる人間にとって、日本[国家]と日本人[民族]の原像を探る格好のキーワードの役割を果たしてきたといっていい」
鈴木則文（映画監督）

「ぼくは、美空ひばりは、天才少女歌手といった生易しい存在ではない、と思っている。ファンタジーである。敗戦の焦土が誕生させた突然変異の生命体で、しかも、人を救う使命を帯びていた、ということである」
「愛すべき名歌たち」阿久悠

（中略）

＜元祖三人娘＞
　１９５１年、「東京ブギウギ」のカバーで歌手デビューしていた江利チエミが、カントリー・ポップスの「テネシー・ワルツ」をカバーしてレコード・デビューしています。彼女は英語曲をカバーしたりアメリカのオリジナルに近いポップスを歌う新しいタイプのアイドル歌手として人気を獲得してゆきます。
　１９５２年に日劇ミュージック・ホールのオーディションを受け、そこからひとりの１５歳の少女がデビューのチャンスをつかみます。その少女、朝比奈知子は、芸名を雪村いづみとして、１９５３年にやはりアメリカの歌手テレサ・ブリューワのヒット曲「思い出のワルツ」をカバーし一躍人気スターの仲間入りを果たします。
　黒人のソウルフルなジャズのカバーを得意とする江利チエミと白人女性ボーカリストのカバーを得意とする雪村いづみ。この二人による洋モノ･カバー・ブームに美空ひばりも、その歌唱力で対抗することで、日本歌謡界初の「アイドル三人娘」が誕生することになりました。しかし、彼女はここでさらなる方向転換をすることになります。そのきっかけとなったのが、１９５２年発表の「リンゴ追分」です。（作曲は米山正夫、作詞は小沢不二夫）

「なんとも象徴的なことに、ひばりはこの曲を１９５２年４月２７日 - 米軍の占領が正式に終わった日に、東京の歌舞伎座ではじめてステージにかけた。新曲はさぞや、聴衆の心に強く響いたことだろう。シングルはおよそ７０万枚を売り上げ、ひばりは再度、戦後のレコード売り上げ記録を破ることになった。」

「では戦後日本のポップソングの仮想的な地政学地図の上で、笠置シヅ子がアメリカとラベルづけされた一極を占めているとするなら、その対極にはだれがいるのだろう？・・・この２番目の極にはもうひとりの女性シンガー、美空ひばりを位置づけることができる。この極には日本というラベルを貼ってもいい。」
「さよならアメリカ、さよならニッポン」マイケル・ボーダッシュ（著）

（中略・大幅に）

「ひばりはこの本で論じるポップ･ミュージックのジャンルのほぼすべてでヒット・ソングをレコーディングしているが、ぼくがこの歴史的物語を１９９０年、すなわちひばりが亡くなった翌年で締めくくることに決めたのは、決して偶然ではない - 多くの面で、この本でぼくが伝えようとしている物語は彼女とともにはじまり、終わるのだ。戦後日本の楽曲を、ひとりでここまで完全に体現できる人物はほかにない。」
「さよならアメリカ、さよならニッポン」マイケル・ボーダッシュ（著）

「かつて、７０年代初頭に、”日本語はロックにのるかのらないか”といった論争のようなものがあったが、こうして５０〜６０年代の美空ひばりのリズム歌謡を聴くと、重要なのはのるかのらぬかを吟味することではない、とわかる。美空ひばりは日本語をリズムにのせているのではない。リズムを日本語にのせているのだ。自分自身のビート感で様々なリズムを”日本語化”して不自然な発語がひとつもないのは、そういう高い、ほとんど名人芸といえる音楽的読解力による。・・・」
湯浅学「音楽が降ってくる」より

＜参考＞
「さよならアメリカ、さよならニッポン - 戦後、
日本人はどのようにして独自のポピュラー音楽を成立させたか -」　２０１２年
（著）マイケル・ボーダッシュ
（訳）奥田裕士
白夜書房

「読むＪ−ＰＯＰ」　２００４年
（著）田家秀樹
朝日文庫



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